こんにちは！
久しぶりの福岡スポット紹介だよ！
いきなり私事ですが、僕と奥さんは、付き合っていた頃から「年に2回の宿泊旅行」がお決まりでした。
しかし、長引くコロナ禍で1年ほど宿泊旅行ができていない状況に。
流石にそろそろ旅行に行きたいなぁ、でも緊急事態宣言が解除になったとはいえ県を跨ぐ移動はいささか気が引ける・・・ウィズコロナ時代の旅スタイルはマイクロツーリズムが基本。
近場で何か良いところないかしら？と検討している時に思い出したのです。
志賀島があるやん！
2ヶ月ほど前に志賀島へカレーを食べに行ったことを思い出し（上記記事参照）、志賀島であれば海もあり緑も豊富、福岡市の中心部（博多区や中央区）から1時間もかけずにアクセスできる！と閃きました。
またMEGANE CURRYで美味しいカレーが食べたいなぁ・・・
と、ずーーーーーーーっと思っていたので、志賀島へ行くのは願ったり叶ったり。すぐにホテルを予約し、一泊二日の旅行に行ってきました！
そんな感じで、今回は福岡市中心部から1時間弱で行ける志賀島へのマイクロツーリズム。旅行の道中、写真も大量に撮ってきたので、写真と合わせてその魅力をご紹介します！
①志賀島へのアクセス ②志賀島旅行の楽しみ方 ②休暇村志賀島の客室・料理の雰囲気
目次
ウィズコロナ時代の旅スタイル「マイクロツーリズム」
コロナ禍により、これまでのような遠出が難しくなった昨今、注目されている旅スタイルが「マイクロツーリズム」です。
コロナ禍が長期で続くと予測される中で、星野リゾート代表の星野佳路がマイクロツーリズムへの注力を提唱しました。
遠方や海外への旅行に対し、3密を避けながら地元の方が近場で過ごす旅のスタイル。自宅から1〜2時間程の距離で、安心、安全に過ごしながら地域の魅力を深く知るきっかけになり、地域経済にも貢献します。保養目的で旅館やホテルに行き、温泉や自然散策、料理を楽しみ、活力を取り戻す滞在旅行です。
星野リゾートの「マイクロツーリズム」ご近所旅行のススメ https://www.hoshinoresorts.com/sp/microtourism/
「地域内観光」「地元の魅力再発見」「地域の方とのつながり」など、一般的な旅行と異なった特徴があり、新型コロナウイルスが拡大するリスクを軽減できるだけでなく、地元に貢献しながら魅力を再発見できるというメリットがあります。
マイクロツーリズムにぴったりな「志賀島」
博多湾の北部に位置する陸繋島「志賀島」には、夏場には海水浴やウインドサーフィンなどのマリンレジャースポーツを楽しみに訪れる人が多くいます。
島の外周は風光明媚な道が続くためドライブスポットや自転車でのツーリングコースとしても人気。博多ふ頭からフェリーに乗ってアクセスできるので小旅行気分も味わうことができる、レジャーと自然、新鮮な海の幸が楽しめる島として愛されています。
福岡市中心部から1〜2時間の便利なアクセス性
志賀島の魅力は何といってもその便利なアクセス性。福岡市中心部である博多エリア・天神エリアから、車・西鉄バス・JR・市営渡船など、様々な交通手段でいずれも1〜2時間以内で到着することができます。
博多ふ頭（ベイサイドプレイス博多）からフェリー（所要時間約30分）
博多ふ頭（ベイサイドプレイス博多）から志賀島渡船場まで約30分でアクセスできます。自転車も持ち込み可能なので、サイクリングを楽しみたい方はフェリーがオススメです。
僕のオススメは断然フェリー！
だってワクワクするからね！
西鉄バス（所要時間約50分）
天神地区から志賀島バス停まで直行便が運行しています。※勝馬方面は乗換
乗り換え無しなので楽ちん♪
JR（所要時間約75分）
博多駅から西戸崎駅で下車（約40分）、そこからバスまたはタクシーで約10分で志賀島の入口へ到着します。
博多駅から公共交通機関でアクセスする方は
この方法が便利だと思います！
車（所要時間約30分）
都市高速「香椎浜ランプ」から海ノ中道大橋経由でアクセスできます。
マイカーを持っている人にオススメ！
海ノ中道大橋の景色は絶景ですよ！
宿泊するなら休暇村志賀島がオススメ
休暇村とは国立公園や国定公園内の景色や環境の良いところに、滞在型のバカンスを楽しめるように設置されたレクリエーション、保養施設。スキー、テニス、海水浴、オリエンテーリングなどのスポーツ、レクリエーションや自然歩道の散策、合宿、研修に利用されています。
全国35施設が営業中で、福岡県にある休暇村の施設は、休暇村志賀島のみ。
そして、休暇村志賀島の特長は以下の３つ！
- 博多湾のオーシャンリゾート
- 食事は海の幸をふんだんに使ったビュッフェスタイル
- 玄界灘を望む全室オーシャンビュー
博多湾に位置する島というロケーションを
存分に活かしていますね♪
私も実際休暇村志賀島に泊まってきたので、次項からの「志賀島旅行」でその魅力をご紹介します！
志賀島旅行１日目
ここからは、実際に志賀島旅行へ行ってき様子をお届けするレポになります。
まだまだ残暑が厳しい2021年10月第一週、福岡市中心部から志賀島へ一泊二日のマイクロツーリズムを楽しんできました。
フェリーで志賀島へ
志賀島へは、前述したアクセス方法の内、最も旅感がある「博多ふ頭（ベイサイドプレイス博多）からフェリー」を選択。
それでは、出発進行！
（本来はベイサイドプレイスの切符売り場から写真を撮りたかったのですが、家でダラダラしていたらギリギリになってしまい、船に乗ったタイミングからの撮影となりました・・・・）
ちなみにベイサイドプレイスへは福岡市内で利用できるシェアサイクルCharichariを利用しました。
博多港へは博多から釜山行きのフェリー「Camrllia Line（カメリアライン）」が停泊していました。こちらもいつか乗ってみたいですね。
まあまあ速めの速度で走るフェリー、しばらくすると進行方向左手に「福岡PayPayドーム」や「福岡タワー」が集まるももちエリアが見えてきました。
右手には工業地帯。
東西で趣が違う海の風景を楽しめるのもフェリーでのアクセスの魅力ですね。
15分ほど乗っていると、博多の次の渡船場である西戸崎に到着。
さらに10分ほど乗っていると、海の中道と志賀島を繋ぐ志賀島大橋が見えてきます。
そして、博多から30分で志賀島渡船場へ到着！
海の景色を楽しみながら、たった30分で志賀島へ到着できるのはめちゃくちゃ便利です。
30分という絶妙な時間で
いい具合の小旅行感が生まれるんですよね。
まずは腹ごしらえのランチ
志賀島といえば「中西食堂の曙丼」ですが、以前お邪魔した時のカレーの美味しさが忘れられず、またしても『MEGANE CURRY（メガネカリー）』へ訪問。
今回いただいたのは「汁なしチキンカレー」になります。
想像を絶する美味しさでした。詳細は過去記事に追加しているので是非読んでください！
志賀海神社
極上のスパイスでお腹を満たしたところで、志賀海神社へ。
志賀海神社は、志賀島の入り口から歩いて5分ほど。島の南東に位置する神社です。
古くから「海神の総本社」と称され、海上交通の要衝・博多湾の総鎮守として崇敬されてきた歴史があります。
ご祭神の「綿津見三神（わたつみさんしん）」は、海上交通の安全を司り、海産物の恵みをもたらし、不浄や災厄を祓い清める力を持つとされています。
かなり立派な本殿でした！
遥拝所からは、雄大な玄界灘が望めます。
やや曇っているのが残念ですが、かなりの絶景です。
緑に囲まれた参道は涼しく、厳しい残暑を一時忘れさせてくれる心地よさがありました。
志賀海神社
住所／福岡市東区志賀島877
連絡先／092-603-6501
参拝時間／5月～10月 5：30～17:30、11月～4月 6:30～17:30
駐車場／あり
シカシマサイクルでお茶
喉が渇いたので、これまた前回お邪魔したシカシマサイクルさんへ。
こちらも店内の様子は過去のブログを参照していただけると嬉しいです！
アイスコーヒーで喉を潤して、ソファーでChill Time♪
シカシマサイクルはやっぱり居心地良い〜！
何時間でもいれる（迷惑）
海沿いの道路をお散歩
小一時間ほどゆったりさせていただいた後は、島の南側に位置する金印公園へ向かうことに。時間もあったので歩いて行ってみました。
道は基本一車線で、車に気をつけながら歩きます。（といっても、たまにしか車は通らない）
海岸沿いの道は、空と海が目の前に広がる雄大な景色。
島からも「ももちエリア」が余裕で目視できます。豊かな自然を目の前に忘れていたのですが、ここは福岡市だったんですね 笑
海を挟んで目と鼻の先にビル群が見えるのは
とても不思議な感覚になります。
金印公園
20分ほど歩くと、右手に金印公園が見えてきました。志賀島で見つかったという説がある日本史でお馴染みの「金印」。その金印をモチーフにした公園がこちらです。
公園なので遊具や走り回れる広場などがあるイメージでしたが、ちょっとした高台に一休みできるベンチがある作りになっています。
公園内には金印のレプリカが飾られていました。
何の変哲もない広場ですが、高台からの見晴らしは最高でした。
この日は曇り気味だったので少し残念だったのですが、雲の切れ間から差し込む光が幻想的で綺麗でした。
休暇村志賀島
金印公園で少しゆっくりした後は本日のお宿「休暇村志賀島」へ。
金印公園から歩くと1時間以上かかりそうなので、バスで向かうことにしました。
ご覧の通り、休暇村がある「勝馬方面」へは1時間に1本もバスがないです。バスで行かれる方は事前に時間をしっかりと調べておくことをオススメします。
私たちは16時台の福岡市ではお馴染みの「西鉄バス」に乗りました。金印公園からは10分くらいで休暇村へ到着。
休暇村志賀島は目の前が下馬ヶ浜海水浴場なので、1分もせずに浜辺へ行くことができる好立地。
到着したらすぐにチェックインしお部屋へ。今回宿泊するツインルームは、都会のビジネスホテルのスタンダードなツインと比べてかなり広いです。
全室玄界灘を望むオーシャンビューなので、部屋から見える景色が最高です。
こちらのお部屋は2名でツインルーム1泊夕食・朝食バイキング付きで税込27,000円でした。予約は楽天トラベルで行いました。
後ほど食事内容もご紹介しますが、このクオリティで1人あたり13,500円（税込）は破格です。
さて、海は次の日に回して汗だくなので夕食の前に温泉へ行きました。（※さすがに温泉の写真は撮れませんでした。ご了承ください。）
露天風呂から夕日が水平線に沈んでいく様子が見えるという触れ込みだったのですが、なんか木？植え込み？みたいなやつで隠れて全然見えませんでした。温泉自体はめちゃくちゃ気持ち良かったです。
夕日を見たかったので、急いで部屋に戻ってみましたがそれでも夕日は見えず、微妙に夕焼けしている感じだけ撮れました。
夕食バイキング
さて、お待ちかねの夕食のお時間です。
私たちは「玄界灘海鮮ビュッフェ〜海と太陽の新鮮素材〜」というプランを予約していました。
食事内容は以下↓
■ご夕食：ビュッフェ
〜通年お出しします！玄界灘の海鮮５つの目玉メニュー〜
・大皿でたっぷり「お刺身市場」
・新鮮「お寿司」３種類
・季節替わりの「魚と野菜の天婦羅」
・名物！玄界灘産「さざえのつぼ焼き」
・一匹まるごと♪「魚の煮つけ」
※刺身や天婦羅のネタ、お寿司・天婦羅・煮つけの
魚は季節によって変えてまいります。
といった感じで、海鮮！海鮮！海鮮！これでもか！というくらいに海鮮を堪能できるプラン♪
ビュッフェコーナーの海鮮画像が大量なので、ここから一斉に記載させていただきます。
どうですか！？このラインナップ。お寿司や刺身など、なかなかビュッフェでは見られない料理が揃っていますね。この他にもハンバーグや酢豚、唐揚げ、サラダやスープ、お味噌汁など基本的なビュッフェで出てくる料理も当然揃っていて、かなり充実した内容でした。
もちろんデザートもあるよ！
私的には、お寿司・刺身・鰤しゃぶが食べられたのが嬉しかったですね。あと、サラダに使われている野菜がめちゃくちゃ新鮮で美味しかったです。
とんこつラーメンなど、福岡名物の料理を出しているあたり、観光客向けのサービスも感じられるなと思いました。
といった感じで、夕食を食べて1日目は終了。疲れ果てていたので部屋に戻って即就寝でした。
志賀島旅行2日目
2日目は7時くらいに起きて、サクッと朝風呂を浴びに行きました。
まったく人がいなかったので、露天風呂で悠々とできて最高でした 笑
朝食バイキング
朝食バイキングってなんかウキウキしませんか？なんてことないビジネスホテルのバイキングでさえテンション上がるのに、休暇村志賀島では朝食でも海鮮が楽しめるんです！
ソーセージやスクランブルエッグ、納豆などお馴染みの料理はもちろんですが、なんとここでは好きな刺身をよそって海鮮丼を自分で作れるんですよ！
朝食バイキングに海鮮丼は
初めてでビックリしました！
レストランからの眺めも綺麗で、大満足な朝食を楽しむことができます。
海沿いをお散歩
腹ごしらえをしたところで、1日目はできていなかった海沿いのお散歩に行きました。
さらに、1日目に行った志賀海神社の「中津宮」に立ち寄りました。
志賀海神社の中津宮とは・・・
福岡市東区勝馬の中津宮古墳の上に鎮座します。この古墳は７世紀ごろ（古墳時代）に造られたもので当地の海人集団の首長の墓であったそうです。「勝馬明神」とも呼ばれます。
http://www.fukuokanomori.xyz/shoukai/shikauminakatsu/
なんと！古墳があるんですね！
中々、入るのに勇気がいる鳥居をくぐってLet’s GO！
トトロの森のような道を進むと
古い社がお出迎えしてくれます。
この簀の下には、「中津宮古墳の竪穴式石室（墓の玄室）」らしいです。上がって踏んではいけないので、避けて参拝しましょう。
参拝後、さらに奥へ歩を進めると。。。
緑のトンネルを抜けたそこには、目の前に広がる一面の海！
（ぶっちゃけ中津宮がやや不気味だったこともあり）目の前に海が広がる開放感はかなり気持ち良かったです！笑
2日目の散歩はこれにて終了！休暇村へ戻ってアイスを食べながら帰りのバスを待ちます。
帰りは休暇村からバスで西戸崎駅前まで行き、そこで乗り換えて天神方面へ。乗り換えもスムーズにでき休暇村から1時間弱で天神エリアに着きました。
ついさっきまで長閑な島にいたのに
もう都会のど真ん中にいるのは不思議ですね〜
まとめ
志賀島は同じ福岡市内ということで、正直あまり期待していなかったのですが、見事に裏切られましたね。
天神や博多からたった1時間のアクセスで、フェリーでの小旅行や一面に広がる海、海鮮づくしのバイキングなど、非日常の体験が叶います。
コロナのせいでずーーーーーーっと行けてなかった旅行欲をバッチリ満たしてくれました！
福岡県の方は今流行りのマイクロツーリズムとして。また他県の皆さんは玄界灘に浮かぶ魅力的な島を満喫する旅行として、「志賀島」めちゃくちゃオススメです！
コメント